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【六甲全山縦走路の最初!】須磨寺公園駅から六甲山西部(鉢伏山/旗振山/鉄拐山/高倉山/栂尾山/横尾山/東山)登山ルート

今回は六甲山系の西部を紹介します。
「馬の背」があることでも有名で、
六甲全山縦走路を通る登山ルートです。
六甲全山縦走路の開始地点でもあるので、
人も多く、有名なルートです。

登山口までのアクセスですが、
須磨浦公園駅から登山開始し、
鉢伏山/旗振山/鉄拐山/高倉山/栂尾山/横尾山/東山を通り、
板宿駅(西代駅)に降ります。

それぞれの山は標高300m弱と低いですが、
登り降りが多く意外と体力を使います。
ちなみにですが、
横尾山が関西百名山の一つです。

それでも、
六甲最高峰や摩耶山より難易度は低く、
登山というよりもハイキング気分で楽しめます。
要所要所にトイレがあるのも
このルートの良いところです。

また、馬の背は写真で見ると
ヤバそうな雰囲気がありますが、
実際に行ってみると、
思ったほど危険な箇所では無かったです。
ただ、雨の日や走るのは危険なため、
控えた方が良いと思います。

本内容の写真は2021年4月撮影のものです。

馬の背

【日帰り】須磨浦公園駅から馬の背を経て板宿駅(西代駅)へ

登山ルートサマリ

須磨浦公園駅 → 鉢伏山(40分) 旗振山(50分) 鉄拐山(1時間) 高倉山(1時間20分) 栂尾山(2時間) 横尾山(2時間20分) 馬の背(2時間40分) 東山(3時間) 西代駅(4時間) ※板宿駅なら3時間40分くらい

総時間:約4時間
総距離:約8km  
上り/下り:約600m/約600m

【地図】

大阪駅からの登山口までのアクセス

〇行き ※須磨浦公園駅
電車(阪神/山陽電気鉄道):大阪梅田駅 → 須磨浦公園駅【710円】

〇帰り ※西代駅/ 板宿駅
電車(阪神):西代駅 → 大阪梅田駅【470円】
※もしくは、板宿駅 → 大阪梅田駅【630円】

合計・・・1,180円(板宿の場合:1,340円)

須磨浦公園駅から板宿駅(西代駅)までの詳細ルート

須磨浦公園駅がスタート地点です。

須磨浦公園駅
須磨浦公園駅

まずは鉢伏山を目指します。
駅を出て、右の坂道を登ります。

須磨浦公園駅から鉢伏山までの道①
須磨浦公園駅から鉢伏山までの道①

坂を登り、橋を渡ると階段が見えてきますので、ここを登ります。
ここから鉢伏山まではひたすら階段が続きます。
恐らくここから鉢伏山までの階段が今回のルートの中で一番しんどいです。

須磨浦公園駅から鉢伏山までの道②
須磨浦公園駅から鉢伏山までの道②

分かれ道が出てきますが、標識通り左の道へ

須磨浦公園駅から鉢伏山までの道③

ここも標識通り、階段の方を登ります。

須磨浦公園駅から鉢伏山までの道④
須磨浦公園駅から鉢伏山までの道④

この場所から少し歩くと展望台があります。ここで休憩できます。
鉢伏山までもう少しです。

須磨浦公園駅から鉢伏山までの道⑤
須磨浦公園駅から鉢伏山までの道⑤

ここから少し歩くと、リフト乗り場があります。
トイレもあります。
ここまで来たら鉢伏山はすぐ目の前です。

須磨浦公園駅から鉢伏山までの道⑥
須磨浦公園駅から鉢伏山までの道⑥

ここは鉢伏山頂に行きたいので、左の階段を進みます。

須磨浦公園駅から鉢伏山までの道⑦
須磨浦公園駅から鉢伏山までの道⑦

少し歩くと、須磨浦展望台が見えてきます。
そのまま奥に進むと、鉢伏山の標識があります。
スタートしてからだいたい30分くらいです。

鉢伏山頂
鉢伏山頂

鉢伏山の次は旗振山を目指します。
旗振山は標高253mで、ほぼ同じ標高ということもあり、
旗振山までは登り降りはなく、平坦な道を行きます。

10分くらい歩くと旗振山に到着します。

旗振山
旗振山

次は鉄拐山を目指します。
鉄拐山は標高237mで、これまたほぼ同じ標高で、
登り降りはほぼなく、平坦な道を行きます。

こんな感じの道で歩きやすいです。

旗振山から鉄拐山までの道①
旗振山から鉄拐山までの道①

ここは鉄拐山を目指す左の道を進みます。

旗振山から鉄拐山までの道②
旗振山から鉄拐山までの道②

ここは標識通り、真っすぐ木の階段を登ります。

旗振山から鉄拐山までの道③
旗振山から鉄拐山までの道③

ここを登りきると、鉄拐山頂です。
スタートからだいたい1時間くらいです。

鉄拐山頂
鉄拐山頂

開けている場所で、眺めが良いです。
ベンチは2つほどありました。

鉄拐山頂からの眺め
鉄拐山頂からの眺め

次は高倉山を目指します。
下りと平坦な道を行くので、道中は気軽に楽しめます。
鉄拐山頂の標識の横の階段から先へ進みます。

鉄拐山から高倉山への道①
鉄拐山から高倉山への道①

階段降りてすぐの交差点は真っすぐか右から降ります。
どちらでもすぐに同じ道に合流するので、問題ないです。

鉄拐山から高倉山への道②
鉄拐山から高倉山への道②

しばらく歩くと舗装された道が出てきます。
この白い建物は「おらが山 屋上展望台」です。
トイレもあります。
少し歩いたところに高倉山のモニュメントがあります。

かつては高倉山は標高291mと高い山だったのですが、
ポートアイランド等の埋め立てに土砂採取現場となり、このような姿になったようです。

高倉山
高倉山

次は栂尾山を目指します。
一旦下まで降りて、標高274mの栂尾山に登ることになります。
高倉山から栂尾山までの道はこのルートで2番目にしんどいです。

まずはひたすら階段を降ります。

高倉山から栂尾山までの道①
高倉山から栂尾山までの道①

階段を降りた後は住宅街の中を歩きます。
まっすぐ進むだけなので、特に迷わないと思います。
途中にイオンもあるため、食料や水分の補給もできます。

高倉山から栂尾山までの道②
高倉山から栂尾山までの道②


しばらく歩くと、栂尾山の登山口が見えてきます。

高倉山から栂尾山までの道③
高倉山から栂尾山までの道③

栂尾山頂まではひたすら階段です。

高倉山から栂尾山までの道④
高倉山から栂尾山までの道④

コンクリートの階段をひたすら登った後、山の中を少し歩きます。
ここも階段を登ります。

高倉山から栂尾山までの道⑤
高倉山から栂尾山までの道⑤

少し歩くと、頂上に着きます。
栂尾山頂です。

栂尾山頂
栂尾山頂

山頂からの景色はなかなか良いです。

栂尾山頂からの眺め
栂尾山頂からの眺め

次は、横尾山を目指します。
横尾山は標高312mで栂尾山から少し登ることになります。
ここから先はあまり休憩ポイントは無いので、
休憩するならこの場所で休憩してから先に進むことをオススメします。

20分ほど歩くと、横尾山に到着します。
写真の通り、ここは特に何もありません。

横尾山頂
横尾山頂

次は馬の背を経て、東山を目指します。
このあたりから岩の上を進むことが増えてきます。
手袋を持っていれば、着用した方が良いと思います。

横尾山から馬の背までの道①
横尾山から馬の背までの道①

ここは下の道を進みます。

横尾山から馬の背までの道②
横尾山から馬の背までの道②

少し歩くと、馬の背に到着します。

馬の背
馬の背①

写真で見るとなかなかの迫力です。

馬の背②
馬の背②
馬の背③
馬の背③

冒頭にも記載してますが、見た目ほど危険ではなかったです。
道もそこまで狭いわけではないですし、
危険なところを渡ることもないです。
ただ、危険な場所には変わりないので、慎重にゆっくりと歩いてください。

距離は短く5分もあれば通り抜けれます。
そのまま東山を目指し、引き続き歩きます。

こちらがこのルートで最後の登りです。

馬の背から東山までの道
馬の背から東山までの道

ここを登りきると、東山に到着します。
いくつかベンチもありました。

東山
東山

六甲全山縦走路なら次は高取山ですが、
今回は六甲全山縦走路はここまでで、板宿駅に向かいます。
標識に従い、道を降りていきます。

板宿駅へ①
板宿駅へ①

少し歩くと分岐点が出てきますが、すぐに合流するのでどちらでも大丈夫です。

板宿駅へ②
板宿駅へ②

また少し歩くと分岐点があります。
右の道に進みます。

板宿駅へ③
板宿駅へ③

しばらくこのような道が続きます。

板宿駅へ④
板宿駅へ④

ここから少し歩くと、また分岐点があります。
写真右の道に行き、その後左へ進みます。

板宿駅へ⑤
板宿駅へ⑤

すると神社への参拝道が見えてきますので。
ここを降りていきます。

板宿駅へ⑥
板宿駅へ⑥

後は住宅街の抜けて、板宿駅もしくは西代駅を目指します。
普通は板宿駅の方が近いので、板宿駅から帰るかと思いますが、
大阪駅へは西代駅からの方が電車賃が安いので、散歩がてら西代駅まで歩くのもオススメです。

西代駅
西代駅

六甲山西部(鉢伏山/旗振山/鉄拐山/高倉山/栂尾山/横尾山/東山)の感想

全体を通して、険しい道などはなく、
登山というよりハイキング感覚で楽しめます。
道中けっこう直射日光が当たることが多く、帽子は必須です。
また、馬の背あたりは手袋があるとより安心できます。

今回のルートでは、トイレが何か所かありますし、
体力もそこまで求められないため、
初心者の方向けで六甲山を満喫できると思います。

このルートが余裕な方は摩耶山とか
六甲最高峰にぜひ挑戦してみてください。

ちなみに、六甲全山縦走路の続きは
こちらの記事をご覧ください。
 ・【六甲全山縦走路の一部】法寺駅から六甲西部~中部(高取山/菊水山) 登山ルートガイド