今回紹介する山は、滋賀県にある
標高1,214mの武奈ヶ岳です。
日本二百名山にも選ばれています。
JR堅田駅からバスで坊村バス停に行き、
坊村バス停から登山開始します。
今回紹介する登山ルートは、
武奈ヶ岳に着いた後は、八雲ヶ原、北比良峠を経由し、
イン谷口バス停に向かいます。
イン谷口バス停からはバスに乗って比良駅に向かうか
比良駅まで歩くかどちらかになります。
2022/6/3追記
※2022年現在、坊村バス停の帰りのバスがないため、
坊村バス停からピストンされる場合はご注意ください。
一応バスの代替手段として
「光ルくん号」というタクシーがあるようです。
本内容の写真は2021年10月撮影のものです。
【日帰り】坊村バス停→武奈ヶ岳→比良駅(イン谷口) 登山ルート
ルートサマリ
坊村バス停→ 御殿山(2時間) → 武奈ヶ岳(2時間40分)
→ 八雲ヶ原(3時間40分) → 北比良峠(4時間10分) → イン谷口(5時間40分)
総時間:約5時間40分
総距離:約10km
上り/下り(累積):約1,070m/約1,100m
【地図】
大阪駅から登山口までのアクセス
〇行き ※ 坊村バス停
電車(JR):大阪駅 → 堅田駅【1,170円】
バス:堅田駅 → 坊村【1,100円】
〇帰り ※ イン谷口バス停
電車(バス):イン谷口 → 比良駅【350円】
車(JR):比良駅 → 大阪駅【1,340円】
合計・・・3,960円
坊村バス停→武奈ヶ岳→比良駅(イン谷口) 登山ルート詳細
坊村バス停から武奈ヶ岳へ
今回のスタート地点の坊村バス停です。
武奈ヶ岳の登山口の一番最寄りの
公共交通機関です。
JR堅田駅からバスで坊村に向かいますが、
土休日に8:50発の一本しかないので、
気をつけてください。
こちらが坊村バス停を降りて、
道路を渡ったところです。
以降の道にトイレはありません。
ここが最初で最後です。
※一応、イン谷口駐車場にトイレがありますが、
かなり終盤です。
こちらの方向に進みます。
橋を渡ります。
橋を渡ると登山口は目の前です。
まずは御殿山を目指します。
登り始めから急な坂が続きます。
標高300mから標高1000mくらいまで一気にあがるので、
かなりしんどいです。
同じような景色の中、
ひたすら坂道を登ります。
まだまだ続きます…
この分岐点まで到着したら、
比較的ゆるやかな道になります。
けっこう道は狭いですが、
ほぼ平坦な道で歩きやすいです。
この先の道はぬかるんでおり、
滑りやすいので気をつけてください。
ぬかるみを突破すると、
この標識の場所に到着します。
御殿山までもうすぐです。
御殿山までの道は、
かなり狭いです。
少し歩くと御殿山に到着します。
ある程度の広さがあり、
休憩されている方がたくさんいました。
御殿山から武奈ヶ岳が綺麗に見えます。
ここから先に進みます。
かなり急な道なので、慎重に下ります。
下りきるとワサビ峠に着きます。
なぜワサビ峠という名前なのか気になります…
また、登ります。
石が多く、登りずらいです。
頑張って登ると、綺麗な景色が待ってます。
後は景色を楽しみながら稜線を歩きます。
途中に看板があります。
とても綺麗です。
武奈ヶ岳の山頂まであとひと頑張りです。
この最後の道もなかなかしんどいです。
頑張って登りきると、頂上です!
360度見渡せる素敵な景色が味わえます。
今までの疲れも吹っ飛びますね。
素晴らしい眺めです。
武奈ヶ岳から八雲ヶ原へ
頂上を満喫したら八雲ヶ原に向かいます。
来た道を少し戻り、こちらの道に進みます。
坂道を下ります。
けっこう急なので、気を付けて下ります。
下りきると、分岐点があります。
八雲ヶ原に向かうので、
真っすぐ進みます。
崩落している箇所もあります。
この辺は道がわかりにくいです。
ピンクテープを見失わないように進みます。
標識は数が少ないですが、
たまに立ってます。
この辺りから沢沿いを下りる感じです。
しばらく進むと木の橋みたいなのがあります。
これ壊れそうなので、迂回した方が良いです。
木の橋から少し進むと
「イプルキのコバ」に着きます。
特にこの標識以外は何もないです。
こちらから先に進みます。
イプルキのコバからは比較的道は分かりやすいです。
しばらく森の中を進むと、
開けた場所に出ます。
そのまま真っすぐ進むと、
八雲ヶ原です。
かなり広くて、ベンチもあり、
休憩もできます。
八雲ヶ原から北比良峠へ
下の写真の赤い丸印のあたりから
森の中に入ります。
しばらく進むと分岐点があります。
北比良峠に向かうので、
真っすぐ進みます。
北比良峠まではゆるやかな登りです。
けっこう足にきます。
標識の文字はかすれて読めません…
頑張って登ると、北比良峠に到着します。
ここもかなり広いです。
北比良峠からは琵琶湖が綺麗に見えます。
琵琶湖は山頂よりも
こちらの方が綺麗に見えます。
北比良峠からイン谷口へ(ダケ道)
北比良峠の標識の後ろあたりから
先に進みます。
すぐに道が二手に分かれてます。
右側に進んでください。
左側の道はかなり危険です。
後は一本道です。
迷うところはないので、
ひたすら下ります。
道に石が多く転びやすいです。
どんどん進みます。
同じような景色が続きます。
ひたすら下ります。
1時間くらい下り続けると沢に出ます。
ここまで下りてきたら
イン谷口のバス停までもう少しです。
沢から少し歩くと、
舗装路に出ます。
舗装路をしばらく歩くと
イン谷口バス停です。
人がいっぱい待っているところが
バス停です。
ここからはバスに乗って
比良駅に向かうのが一般的なようです。
さらに山道を歩いて比良駅まで行けますが、
けっこう距離があるので、
体力が残っている方は歩いてもいいかもしれません。
私は温泉に行きたかったので、
道路を歩いて、「比良とぴあ」に向かいました。
こちらが比良とぴあです。
イン谷口バス停から歩いて25分くらいでした。
けっこう大きくてゆっくりと温泉につかれました。
比良とぴあから比良駅への無料送迎もありました。
坊村バス停→武奈ヶ岳→比良駅 登山ルートの感想
坊村バス停から武奈ヶ岳への道ですが、
最初から急な登りが続くので、
かなりしんどいです。
ただ、道は分かりやすく、
危険個所も無いため、
体力さえあればという感じです。
反対に武奈ヶ岳から比良駅の方ですが、
こちらは道が分かりにくいです。
また、崩落している箇所もあり、
危険個所もちらほらありました。
武奈ヶ岳の山頂からの景色はかなり良いので、
個人的にはかなりオススメの山です!
全体的に舗装路は、ほぼ歩かないので、
しっかりとした登山靴が良いと思います。
武奈ヶ岳の景色が気に入った方は、
蓬莱山もオススメです。
こちらもかなりの絶景ですので、ぜひ。
・【絶景が楽しめる!】蓬莱山/打見山 登山ルート(蓬莱駅から小女郎峠ルート)