今回は六甲山系の西部~中部にある
高取山(標高328m)と菊水山(標高459m)を紹介します。
登山口へのアクセスですが、
妙法寺駅からスタートします。
今回紹介する登山ルートは、
妙法寺駅から六甲全山縦走路のルートを通り、
高取山から菊水山を経て、
鈴蘭台駅を目指します。
鈴蘭台駅から菊水山への道が知りたい方は、
この記事を逆から読んでください。
高取山は標高328mで、菊水山は標高459mあり、
高取山から菊水山へは降りて登ってとなるため、なかなかしんどいです。
また、市街地を歩く時間がけっこう長いことも辛いポイントです。
登山道は六甲全山縦走路のルートのためか、
とても分かりやすく、
迷う箇所はあまり無いと思います。
本内容の写真は2021年5月撮影のものです。
【日帰り】妙法寺駅から高取山、菊水山を経て鈴蘭台駅へ
登山ルートサマリ
妙法寺駅 → 高取山(1時間10分) → 鵯越駅(2時間) → 菊水山(3時間30分) → 鈴蘭台駅(4時間40分)
総時間:約4時間40分
総距離:約11km
上り/下り(累積):約900m/約700m
【地図】
大阪駅から登山口までのアクセス
〇行き
電車(JR):大阪駅 → 三ノ宮駅【410円】
電車(神戸市営地下鉄):三宮駅 → 妙法寺駅【310円】
〇帰り
電車(神戸電鉄・阪急):鈴蘭台駅 → 大阪梅田駅【800円】
合計・・・1,520円
妙法寺駅から高取山、菊水山を経て鈴蘭台駅までの詳細ルート
今回のスタート地点の妙法寺駅です。
まずは妙法寺駅から高取山に向かいます。
改札を出て左に行き、
この画像の向きに真っすぐ進みます。
突き当りを右に行き、道路を登ります。
しばらく舗装路を歩くことになります。
途中で横に入ります。
「六甲全山縦走路」と書かれた標識を目印にします。
曲がった直後の道です。
まだまだ舗装路が続きます。
途中で階段も出てきます。
階段を抜けた後は右の道に行き、
妙法寺の前の道路をさらに進みます。
交差点が出てきますので、坂道を真っすぐ登ります。
坂道を登った後は右の道に入ります。
「六甲全縦走」を目印にしてください。
市街地を歩いているときも
至るところに目印があるので、
しっかり確認しながら進めば迷うことはないです。
しならく標識に従って歩くと、山道に出ます。
ここから高取山までは山道になります。
ここまでで、妙法寺駅から30分くらいです。
少し歩くと、高取山の登山口に着きます。
ここからは本格的に登山開始です。
ひたすら登りのため、けっこうしんどいです。
登山道はこのような感じで、岩場もけっこうあります。
平坦な道もあります。
登山道はかなり分かりやすいです。
登りきると、
春日神社・荒熊神社への入り口が出てきます。
私は春日神社・荒熊神社へは行かずに
横の道からそのまま高取山を目指しました。
春日神社・荒熊神社に寄って高取山に行くこともできるようです。
ここから5分ほど歩くと、高取神社に着きます。
ここまでで妙法寺駅から1時間10分くらいです。
標識通り、
この階段を登った先が高取山頂です。
高取山頂からの眺めも綺麗でした。
この後は、菊水山を目指します。
まずは、この高取山から
鵯越駅(ひよどりごええき)を目指します。
階段を降ります。
少し降りたところにトイレがあります。
道が少し分かりにくいですが、
トイレの横から先に進みます。
山道を降りていくと、舗装路に出ます。
ここから鵯越駅まではひたすら市街地を歩きます。
30分くらいは舗装路を歩くことになります。
途中に自動販売機はありますが、
コンビニとかはありません。
電柱に貼ってある「六甲全縦」を目印にします。
曲がり角等にはたいてい貼ってあるため、
探しながら歩きます。
こんな感じで電柱に貼ってあります。
ひたすら舗装路を歩きます。
晴れの日はかなり辛いと思います。
鵯越駅です。
線路は渡らず、
駅の横の道から菊水山を目指します。
ここからは山道も混じってきます。
山道を15分ほど歩くと、
また舗装路が出てきます。
左に進んでいきます。
舗装路をしばらく歩くと、「中央水環境センター 鈴蘭台処理場」に到着します。
午前9時から午後5時までの間ですが、トイレを借りることができます。
どんどん舗装路を歩いていきます。
少し歩くと、階段が出てきます。
しばらくはなだらかな階段で、
それほどしんどくないです。
途中に休憩スペースがあります。
ここから菊水山までの道はかなり急で、しんどいです。
ここでしっかりと休憩してから挑みましょう。
見るからに急な階段です。
このような道がひたすら続きます。
30分くらい登り続けると、
菊水山頂に到着します。
山頂はけっこう広く、
ベンチもいくつかありますし、
屋根付きの休憩スペースもあります。
しっかりと休憩した後、
この菊水山頂から鈴蘭台駅を目指します。
大きな看板の横の道を進みます。
少し歩くと分かれ道が出てきます。
鈴蘭台駅に向かうので、
道路横の道を進み、降りていきます。
少し降りていくと、池が出てきます。
池にはオタマジャクシがいっぱいいました。
池を通過すると、舗装路に出ます。
右方向へ進みます。
少し歩くと、トイレがあります。
トイレの横から山道に入ります。
入ってすぐに分かれ道があります。
写真の向きに真っすぐ進みます。
どんどん歩いていきます。
よく整備されており、
とても歩きやすいです。
途中に鈴蘭台高校の標識が出てきて、こんな山の中にあるのか…と驚きました。
基本的に緩やかな上り坂で登り・降りしやすい感じですが、
最後の方だけはけっこう急でした。
鈴蘭台駅から登るときは最初が一番きつそうです。
下り始めてからだいたい1時間ほどで
菊水山の登山口に着きます。
登山口の目の前の道から、市街地へ
市街地に出たら、川に向かいます。
後は川沿いを歩いていけば、
10分ほどで鈴蘭台駅 南改札口に到着です。
お疲れさまでした!
六甲西部~中部(高取山/菊水山)の感想
今回紹介したルートを見ていただくと分かりますが、
市街地を歩く距離が長いです。
六甲全山縦走路にこだわりがないのであれば、
高取山と菊水山は分けて、
高取山は六甲西部の方のルートに入れて、
菊水山は鈴蘭台駅から登るのが良いと思います。
鵯越駅から登るより鈴蘭台駅から登る方が比較的楽だと思います。
また、このルートは晴れの日はかなり辛いと思います。
曇りの日がオススメです。
晴れの日に行くなら帽子は必須です。
ルート自体には特に危険な箇所はないため、
体力さえあれば、
子どもでも登山できそうな感じです。
後、六甲山全般に言えることですが、
この時期(初夏)の六甲山は毛虫や尺取虫が大量にいます。
長袖と長ズボンで登山した方が良いと思います。
また、虫嫌いの人はやめたほうがいいです。
※菊水山に大量発生していました。